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鳥の神殿 [印象に残る作品・作家]

リチャード・ブローティガンの「鳥の神殿」を読んだ。
やっぱりブローティガンはいいなあ。
なんとも詩的な文章と不思議なストーリーが魅力的。
これは邦訳のほとんどを手がけた藤本和子さんの功績が大きいのだろう。
(残念ながら原文を味わう語学力は私にはないし)

この作品も奇妙なストーリーが短い章立てで展開していく。
ストーリーを説明するのは難しいが大胆に要約するとこんな話だ。

台風一過の翌朝、家を出ると玄関先に折れた木の枝とともに雀の死骸。
それを見た主人公がひと言「あっ、鳥の死んでん」

ウソです……。
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