百年の孤独 [印象に残る作品・作家]
ガブリエル・ガルシア=マルケス「百年の孤独(新潮社)」
ノーベル賞作家ガルシア=マルケスのあまりにも有名な代表作。
さすがにすごい。読みごたえのあるこのめくるめく世界には圧倒されたものだ。
ただガルシア=マルケスはだいぶ読んだがどの作品も好きという訳じゃない。
タイプは違うが「百年の孤独」と「予告された殺人の記録」の二つがやっぱいいな。
ちなみに現在書店で買える「百年の孤独」は全面改訳の新装版。
書店でほんの少しだけ拾い読みしただけだが以前の訳の方が味があるような。
装丁も以前の「新潮・現代世界の文学」のシンプルな装丁が好きだな。
このシリーズの装丁はほんと好きで古本屋で見かけるとついつい買ってしまう。
(デザインは早川良雄先生によるもの)
そういえば最近は飲み屋で「百年の孤独はいいよなあ」とか話をすると、
「うん、うまいよな」と焼酎の銘柄に間違えられるから困ったものである。
今回の本格焼酎ブームはいつまで続くのだろう。
2006-06-18 07:31
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コメント(2)
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ガルシア=マルケス、読んでないなあ。マルシア=ガルケスって言いそうになりません?・・・つまらないコメントですみません。
by いとまん (2006-06-20 06:35)
百年の孤独いいですよ。
予告された殺人の記録なら短くてすぐ読めます。
by やなちゃん (2006-06-21 06:22)