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徳永進 [印象に残る作品・作家]

鳥取にあるホスピスの医師、徳永進さんのエッセイが好きだ。
私の中学時代の校医でもある。当時は鳥取の日赤病院勤務だったか。
講談社ノンフィクション賞受賞の「死の中の笑み」を始めいろいろ読んでいる。
昨日入手したのは谷川俊太郎さんとの共著「詩と死をむすぶもの(朝日文庫)」。
仕事絡みでお世話になった朝日新聞出版の方からいただいたもの。
詩人と医師との往復書簡。読むのが楽しみだ。
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小田原で飲む(3)&川崎長太郎 [印象に残る作品・作家]

小田原で地魚をあてに飲んでいて思い浮かぶのは川崎長太郎。
遅咲きで老人文学といってもいいであろう後期の小説が好きだ。
きっかけがあれば今の高齢化社会でまたブレイクするのではないか。
久しぶりに読みたくなってきた。
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佐藤正午 [印象に残る作品・作家]

ベストセラーもあるベテラン作家に今さら直木賞なんてと思うものの、
これをきっかけに多くの人に読まれるのは昔からのファンとしてはうれしい。

そんなわけで私もまずは代表作のひとつ「5」を再読してみた。
好き嫌いが分かれそうな作品ではあるがやはり私は好きだな。
500ページを飽きさせずグイグイと引っ張っていく力量はすごい。
そして一度読んだのにストーリーを全く憶えていない私もすごい。

「ジャンプ」「Y」「身の上話」なども読み直してみよう。
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草森紳一 [印象に残る作品・作家]

基本的にブックオフは好きではないが例外もある。
その筆頭が江古田店で大きな店ではないが妙に一癖ある品揃え。

今日は草森紳一が5冊も並んでいたのでそのうちの2冊を購入。
「争名の賦」と「軍艦と草原」。いずれじっくりと読もう。

草森紳一は私の住む門仲の近くに住んでて本に埋れて死んじゃったのだ。
いいなあ、い、いや、よくはないか……。

夏目漱石 [印象に残る作品・作家]

日本の文豪といえば真っ先に名前があがるであろう夏目漱石。
でもいまいちピンとこなくてそれほど読んだことがないのだった。
しかし久しぶりに今月読んだ「道草」はそれなりに面白かった。
“貧乏な話”好きの私の琴線に触れたのかもしれない。

鳥の神殿 [印象に残る作品・作家]

リチャード・ブローティガンの「鳥の神殿」を読んだ。
やっぱりブローティガンはいいなあ。
なんとも詩的な文章と不思議なストーリーが魅力的。
これは邦訳のほとんどを手がけた藤本和子さんの功績が大きいのだろう。
(残念ながら原文を味わう語学力は私にはないし)

この作品も奇妙なストーリーが短い章立てで展開していく。
ストーリーを説明するのは難しいが大胆に要約するとこんな話だ。

台風一過の翌朝、家を出ると玄関先に折れた木の枝とともに雀の死骸。
それを見た主人公がひと言「あっ、鳥の死んでん」

ウソです……。

小寺勇 [印象に残る作品・作家]

まだちゃんと読んでないけど絶対好きになりそうな予感。
以前にこのブログに書いたが例えばこんな句。

ショート・パンツがようてステテコはなんでやねん

私の解釈だが、きっとステテコ姿で町を歩いていて注意でもされたのだろう。
昔の田舎ではステテコ姿のおやじは当たり前だったのだが、
都会の町ではステテコで出歩くのはNGなのだろうか。
「ステテコ=下着」「ショートパンツ=下着じゃない」ってことか。
ステテコよりもずっと露出度の高いショートパンツはオーケーなのに、
なんでステテコはあかんねん、という割り切れない心情をうたったのであろう。
違ってるかも。でも短い言葉から自分なりの解釈を楽しむのが俳句の魅力だ。

(この句をちょっとアレンジしてみる)

ショート・パンツがようてブリーフはなんでやねん (by川俣軍司)

いまいちか? てか、最近の若い人は川俣軍司を知らんか。

(ではこの句に触発されて私も大阪弁の自由律の俳句を一句)

ねえちゃん、ホット言うたらホットパンツや (喫茶店にて)

あかんか、品がない? 大阪のおっちゃんがいかにも言いそうだが。
今日も酔ってるわ。もう寝よう。まだ火曜や。

星を撒いた街 [印象に残る作品・作家]

今月読んだ本。上林曉の傑作小説集。
昨年、夏葉社というおそらくマイナーな出版社から出た。
しかし出版されたことも全然知らなかった。
たまたま銀座の無印良品の書籍コーナーにあったので知った。
いや、やっぱりいいです、上林曉。
シリーズで出し続けてくれないだろうか。

佐藤泰志 [印象に残る作品・作家]

忘れられていたけど復活した作家の代表的な人と言っても過言ではない。
きっかけは代表作「海炭市叙景」の映画化でしょうか。
過去の著作は古本屋さんでも高額だったのが、
今やほとんどの作品が文庫で買えるようになっています。
何冊か読んだがどれもいいですねえ。引き続き読みたいと思います。

諸星大二郎 [印象に残る作品・作家]

昨日ユリイカのバックナンバー今年の3月号を買ってきた。
特集は諸星大二郎。中学時代からずっとファンなのだ。
漫画をほとんど読まなくなったが諸星大二郎だけは例外である。
やっぱりすごい。誰にも似ていない絵も魅力的。
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